1973年発売 販売当時価格89,500円 重量11.5kg SEA(グライコ)の7連ダイアルが並ぶアルミフロントパネル。 70年代初期のアナログ感と重厚な音質がたまらない…ビクター渾身のJA-S一桁シリーズの最上級機JA-S9です。 ☆動作は… PHONO1,PHONO2,AUX1,AUX2,AUX3及びTAPE 1/2各入力端子からの音出し確認済み。ボリューム、バランス、SEAダイアル、入力セレクター、ステレオ切り替えダイアル、ピンクノイズ発生レバー、サブソニックフィルター、ハイカットフィルター、ミューティング、ラウドネス、各切替スイッチの動作確認済みです。各部大きなガリやノイズはありません。スピーカー出力2系統ヘッドホン出力共に出音確認しました。また機能しているとは思いますが、TAPE1/2のRec出力とダビング機能及び4ch機能は機材が無いため確認していません。 ☆外観は… 全体的にキズやサビ、天板に緩い凹みがありますが、40年以上経過している割には目立った大きなダメージ等はありません。写真でご判断ください。 ☆音質は… 70年代後期のJA-S二桁シリーズの明るいイメージとは異なり、柔らかい音質ながら中低域が重厚で流石に最上級機だけありとてもライブ感のある音です。CD音源やハイレゾ音源などもデジタルアンプで鳴らすよりも各楽器のアナログらしい部分をよりリアルに引き立ててくれます。 そして何よりSEA=グライコによる音質調整が良いです♪現代のオーディオ機器は原音忠実再生主義ですが、所詮自分の耳で音を聴くことに変わりはありません。私のような中年には原音よりも衰えた音域を補えるグライコの方が有り難いのです。 古い電子機器ですので、輸送中の振動や使用中にハンダ割れや電子部品の劣化など思わぬ不具合が発生する可能性があります。できれば、ご自身で対応できるスキルのある方が望ましいかと思います。 また50年の歳月の中で過去の修理歴や細かな部品交換歴などはわかりません、品の現状渡しです。故に返品・返金・修理・保証等はできません。オーディオ機器のリスクをご理解了承されてる方のみ、ご検討・購入をよろしくお願いします。 重量···10kg〜25kg未満