ＪＢＬのヴィンテージ・パワーアンプＳＥ－４０１です。これはＪＢＬが１９６３年に発売した初期の民生用パワーアンプで、出力段にゲルマニウム・トランジスタを使っているのが最大の特徴です。またオリンパスやハークネス、パラゴンなど当時のＪＢＬスピーカー・システムのエンクロージャーに組み込むよう設計されており、それぞれのシステムに合わせたイコライザー基板も搭載していました。本機は１９９０年代後半に米国で購入し、イコライザーは通さず普通のパワーアンプとして使っていたものです。使用頻度が減ったため、機器整理のために出品することにしました。出品に先立ちヴィンテージ機器のメンテナンスをしている専門家にオーバーホールを依頼し、回路の調整と電解コンデンサーなど消耗部品の交換を行っています。ＤＣオフセットはＡチャンネル１４ｍＶ、Ｂチャンネル５ｍＶ（８Ω時）に調整してあります。スピーカー保護回路（リレーによる遅延回路と直流保護回路）も追加しました。リレーがオンになると、今回製作した木製ケース天板の青色ＬＥＤが点灯します。イコライザー基板は接触不良のため、廃棄しました。詳細なスペックは不明ですが、当時の資料を読むと出力は片チャンネル３０Ｗとなっています。４０Ｗとする資料もあります。本体と木製ケースのほか電源コード（中間スイッチ付き）が付きます。サイズは４１（Ｗ）１５（Ｈ）２０（Ｄ）センチ、重量は約７．２キロです。横浜市から発送します。送料は出品者が負担します。動作確認は済ませており、音は問題なく出ていますが、年代物のため落札後の返品、返金には応じかねますこと、ご了承下さい。ご検討よろしくお願いします。